展示会で流す製品3DCG映像の費用は、いくらかかるか
いちばん安い入口はMICRO LOOPで、1製品ぶんの短い繰り返し映像を1本だけ作る制作費が¥150,000(税別)です。
会場で足を止めてもらうための15秒のループ映像(先頭に戻って途切れずに繰り返す映像)を1本作る場合はCONCEPT SPRINTの¥600,000〜、説明映像と静止画まで含めた一式はPRODUCT LOOPの¥900,000〜が、この価格表の中心の帯です。
以下、この金額が何を含んでいるのか、どこで上下するのか、他社が公開している相場のどこに位置するのかを順に書きます。金額はすべて税別で、サイト内のどのページでも同じ表を使っています。
料金表
MICRO LOOPだけが固定価格で、それ以外は範囲を決めたうえで金額を固定した見積りを出す形です。表の金額は、その範囲で作る場合の下限にあたります。
- 支給CAD/3Dデータ1点
- 6〜8秒の繰り返し映像1本(1カット・16:9・無音・継ぎ目なし)
- 動かす箇所のご指定は1行で足ります(カット割り・絵コンテは不要)
- 同じ画から書き出す静止画1点(パネル・Web用)
- 修正1回
- 音・ナレーション・文字入れ
- 縦型・超横長LEDへの書き出し
- 支給データが無い場合のモデル作成
CONCEPT SPRINT以上をご発注いただいた時点で、この¥150,000は全額を差し引きます。
見せたい現象を複数カットでつないだ、足を止めてもらう15秒の映像を1本
- 1製品・15秒のループ映像1本(複数カットの構成もの。カット割りから当方が設計します)
- 支給CAD/3Dデータを使用
- 16:9(横長の一般的な画面)+もう1種類の画面の形(縦長サイネージ、または超横長LEDのどちらか)
- 修正2回
- 最短10営業日
足を止めてもらう15秒+45〜60秒の製品説明
- 足を止めてもらう15秒の繰り返し映像(音を出せない場所でも伝わる構成)
- 45〜60秒の製品・技術説明3DCG
- 静止画5点
- 16:9・縦型・超横長LEDへの書き出し
- 修正2回・納期3〜5週間
会期後も使える形まで含めた一式
- PRODUCT LOOPの映像パッケージ一式
- QRから開くブラウザ3Dビューア
- 分解・断面・工程の切替(会場タッチ操作にも対応)
- 商談・営業資料・採用への転用
- 納期5〜8週間
表示価格は税別の目安です。MICRO LOOPのみ固定価格・着手時一括で、CONCEPT SPRINT以上をご発注いただいた場合は全額を差し引きます。それ以外のお支払いは原則、着手時50%・初稿時30%・納品時20%です。機材費、会場設置、現地オペレーション、支給データがない場合の詳細モデリングは含みません。範囲確定後に固定見積をご提示します。
費用が上下する要因
同じ「展示会の映像」でも、次の6つで金額が動きます。問い合わせの時点でここが分かっていると、返せる概算の幅が狭くなります。
CAD・3Dデータを支給いただけるか
設計に使った立体データ(STEP、IGES、FBXなど)をそのまま使える場合は、モデルを作る工程が丸ごと不要になります。図面・寸法・写真から立体を起こす場合は標準の範囲に含まないため、その作業ぶんの見積りを別に出させていただきます。
部品点数と、中を見せる範囲
外観だけを見せるのか、断面(切って内部を見せた状態)や内部の部品の動きまで見せるのかで、作る立体の数と検証の手間が変わります。分解して並べる工程を入れる場合も同じです。
見せたい現象がいくつあるか
気流、熱、力のかかり方、検知できる範囲のように、実機では目に見えないものは1つ増えるごとに、どう表すかの設計と確認の工程が増えます。1本の映像で扱う数を絞るほど費用は下がります。
画面の形がいくつ要るか
CONCEPT SPRINTは16:9ともう1種類まで、PRODUCT LOOPは16:9と縦型と超横長LEDまでが標準の範囲です。それ以上の比率が要る場合は構図から作り直すため、費用が上がります。
会期までの日数が足りているか
納期の表に書いた期間より短い場合は、作る範囲を狭めるか、金額を上げるかのどちらかになります。日数が足りないまま範囲だけを保つことはいたしません。
修正を何回見込むか
標準の回数は価格表の各段に書いてあります。合意済みの絵コンテからの大きな構成変更、製品仕様そのものの変更、カットの追加は、別に見積りを出させていただきます。
他社が公開している相場の中での位置
同じ種類の映像について、他社が公開している金額は次のとおりです。
- 格安の映像専門店
- 30秒の3DCG映像で30〜50万円の制作費
- 一般的な映像制作会社
- CG映像1分あたり60〜150万円の制作費
- 45〜60秒の3DCG説明映像を単体で発注した場合
- 100〜150万円の制作費
- ブラウザで動く3D体験として公開されている事例
- 80〜400万円の開発費
CONCEPT SPRINTの¥600,000〜は、格安の映像専門店より上、一般的な映像制作会社より下という中間の位置です。支給いただいたCADデータをそのまま使い、作る範囲を15秒1本に固定することで、この金額に収めています。
PRODUCT LOOPの¥900,000〜は、45〜60秒の説明映像だけを単体で発注した場合の帯より下です。同じ3Dモデルを、繰り返し映像・説明映像・静止画の3つの納品物に使い回すため、別々に発注した合計より安くなります。
EXHIBITION + WEB3Dの¥1,800,000〜は、ブラウザで動く3D体験として公開されている80〜400万円の帯の、下半分に入ります。しかもこの金額には映像一式が含まれます。
相場の金額は、フィジカルアイが公開している展示会向け3DCGの費用感と、動画幹事が公開しているCG・3D映像の制作費相場、およびバーチャル展示場の費用ガイドを、2026年8月17日に確認したものです。当方が独自に集計した数字ではありません。
含むものと、含まないもの
固定価格のMICRO LOOPを例にすると、次のとおりです。上の段のプランに何が付くかは、価格表の各段に書いてあります。
MICRO LOOPに含むもの
- 支給CAD/3Dデータ1点
- 6〜8秒の繰り返し映像1本(1カット・16:9・無音・継ぎ目なし)
- 動かす箇所のご指定は1行で足ります(カット割り・絵コンテは不要)
- 同じ画から書き出す静止画1点(パネル・Web用)
- 修正1回
MICRO LOOPに含まないもの
- 音・ナレーション・文字入れ
- 縦型・超横長LEDへの書き出し
- 支給データが無い場合のモデル作成
どの段でも共通して含まないのは、機材費、会場での設置工事、会期中の現地運用、そして支給データが無い場合の詳細なモデリングです。ただし、施工会社へ渡す解像度と圧縮形式の指定には合わせます。
納期と修正回数
価格表の各段に書いてある期間を、そのまま並べたものです。
- MICRO LOOP
- 7営業日/修正1回
- CONCEPT SPRINT
- 最短10営業日/修正2回
- PRODUCT LOOP
- 納期3〜5週間/修正2回
- EXHIBITION + WEB3D
- 納期5〜8週間
表の期間は、CADや3Dデータを支給いただいた場合の目安です。図面や写真から立体を起こす場合は、その作業ぶんが上に乗ります。会期が決まっている場合は、まず出展日をお知らせください。
問い合わせから着手までの進め方
費用が発生するのは、金額を固定した見積りに合意いただいたあとです。それより前の段階で請求することはありません。
- 01
このページのフォームから問い合わせる
必須の欄はメールアドレスと対象製品の2つだけです。製品ページのURLが1本あれば、それだけで制作できるかどうかと概算をお返しします。機密のCADデータはフォームに添付せず、秘密保持契約を結んだあとに安全な受け渡し先をお知らせします。
- 02
2営業日以内に、制作の可否と概算をお返しする
一次返信は1営業日以内、制作できるかどうか・作る範囲・概算の金額・最短で着手できる日は2営業日以内にお返しします。ここまでに費用は発生しません。
- 03
範囲を決めて、金額を固定した見積りを出す
支給データと作る範囲が決まった時点で、末尾に「〜」の付かない金額の見積りを1通お出しします。着手後に金額が動くのは、合意した範囲そのものが変わったときだけです。
- 04
着手する
見積りに合意いただいたあと、秒数ごとの内容とカメラの流れを絵コンテで先に合意してから本制作に入ります。支払いの区切りは、価格表の下の注記に書いたとおりです。
実際に作ったもの
金額の感覚は、作例と見比べたほうが早く掴めます。次の2つはどちらも無料で公開しています。
GRIP-01(ポートフォリオとして制作した展示会向けの映像)
協働ロボット用のグリッパーを題材に、企画から3DCGまでを通して作った例です。20秒の繰り返し映像と58秒のケース版があり、断面、実機では見えない3つの現象、4つのユニットの分解までを見せています。同等の仕様を発注いただいた場合の価格の目安はPRODUCT LOOPです。
ケーススタディを読む →出展日と画面の仕様から、制作できるかどうかと概算を確認する
必須はメールと対象製品の2つだけです。製品ページのURLがあれば、それだけで制作可否と概算をお返しできます。残りの項目は分かる範囲で構いません。受付は即時、一次返信は1営業日以内、制作可否・概算・最短着手日は2営業日以内にお返しします。機密CADはこのフォームに添付せず、NDA締結後に安全な共有先をご案内します。
いちばん安く始めると、いくらかかりますか?+
MICRO LOOPの¥150,000(税別)です。ブースのモニターでそのまま流せる短い繰り返し映像を、1製品ぶんだけ先に作ります。CONCEPT SPRINT以上をご発注いただいた時点で、この¥150,000は全額を差し引きます。
CADや3Dデータが無くても依頼できますか?+
依頼いただけます。図面、寸法、写真から立体を起こす作業は標準の範囲に含まないため、別に見積りを出させていただきます。STEP、IGES、FBXなどのデータを支給いただけると、費用と納期の両方を抑えやすくなります。
会期まで時間がありません。どこまで対応できますか?+
支給データと社内の決裁が揃っている場合、CONCEPT SPRINTは最短10営業日が目安です。PRODUCT LOOPは納期3〜5週間です。まず出展日をお知らせください。日数が足りない場合は、金額を下げるのではなく作る範囲を狭める形で調整させていただきます。
修正は何回までですか?+
CONCEPT SPRINTとPRODUCT LOOPは、初稿のあとに修正2回が標準です。MICRO LOOPは修正1回です。合意済みの絵コンテからの大きな構成変更、製品仕様の変更、カットの追加は、別に見積りを出させていただきます。
会場のLEDやサイネージへの設置費用も含まれますか?+
含みません。映像データを作って書き出すところまでが標準の範囲です。機材の選定、施工、会期中の現地運用は含みませんが、施工会社へ渡す解像度と圧縮形式の指定には合わせます。
縦型や超横長のLEDへの書き出しは、追加費用になりますか?+
CONCEPT SPRINTは16:9ともう1種類の画面の形まで、PRODUCT LOOPは16:9・縦型・超横長LEDの3種類までが標準の範囲です。それ以上の比率が要る場合は構図から作り直すため、別に見積りを出させていただきます。
納品した映像を、Webサイトや営業資料にも使えますか?+
ご利用いただけます。制作費のお支払いが完了したあと、合意した媒体で納品映像をお使いいただけます。編集できる形式のデータ、3Dモデル、第三者素材の権利の範囲は、見積りの時点で書き出してお渡しします。